安静時心拍数が低い?アスリートに近づいた?
30歳でランニングを始め、習慣となった数年後、毎年の健康診断で初めて心電図を受けた私はお医者さんから「何か運動とかしてますか?」と聞かれました。
え?なんか変なのかな、運動しちゃいけないのかなとドキッとしつつも「はい、ジョギングをしています。」と答えると「あ、なら大丈夫です。」とのお返事。
「なんでですか?」と聞くと心拍数が普通より少し低いから聞いてみたとのこと。
その年の結果を見ると「60」なのですが、5年後には「46」まで下がっています。
今は転職してしまい、別の病院で健康診断を受けており、そこは残念ながら数値は出ていないので分からないのですが、心拍を計れる時計をつけているので、同じくらいだと思います。
これは長年有酸素運動を続けることによって、私の心臓が1回の収縮でより多くの血液を供給できるようになった、ということらしいです。なんでも哺乳類の生涯の心拍数は決まっていて、このように安静時心拍数が低くなると長生きできる、という説もあるみたいです。
でも走ってる時はものすごいハーハー息切らしてるじゃん、と思いますが、ずっと何時間もそんな息を切らしているわけではなく、人間は安静にしている時間の方が1日の中ではずっと多いので、長い目で見ると寿命が延びるという考え方。
ちなみにネズミは平均寿命が2~3年、象は70年で、心拍数はだいたい同じだそうです。寿命は心臓だけではなく、他の要因もたくさんありますが、やっぱり運動を習慣にすることはいいことなんですね!
トップアスリートは30を切る人もいるとか?普通の人が60〜100ということなので、鼓動があまりにも聞こえないと死んでるんじゃないか?と思っちゃいますね😓
ちなみに心電図を受けると必ず下記のようなことが書かれています。
冠状静脈洞調律
異所性心房調律 ← この上の3つは同じ意味と言われた
心房調律
洞性徐脈 ← これは心拍数が少ないこと
不整脈 ← これは怖いですね
初めて見た時はびっくりして、何か先天性の怖い心臓病かと思い、ジョギングなんて続けていいのか心配してお医者さんに聞いたところ「なんの問題もありません。」
なんでも通常の人とは別のところで電気信号を送って、心臓を動かしている、ということでお医者さんは笑いながら「ちょっと調子っぱずれなのかな?」と。ええ、音痴ですよ、私は🎤
でもちょっとは怖くて、念のため「負荷心電図(心臓に負荷をかけながら心電図をとる)」を受けたところ、正常でした。私の場合、運動すると通常の鼓動になるみたいです。
これは病気でもなんでもなく、子供なんかに多いよくある現象とのこと。
なので、安心して運動してます!
ちなみに最初の年に出た「不整脈」はその後一度も出ていません。父が心臓に持病があるので「運動しているから!」と過信せず、きちんと自分の体に向き合いたいと思います。