サブフォー目指して〜佐倉朝日健康マラソン その1
3月末、ついに勝負の日がやってきました。フルマラソン5回目(練習含む)、今回は(私にしては)かなり走り込んでいます。自分としても今までになく距離を踏んで大会にも出ていたので、今回こそサブフォー達成できるのでは?と密かに思ってました。
佐倉朝日健康マラソン
毎年3月末に千葉県佐倉市で開催される。フルマラソンと10km、3kmの部がある。フルマラソンの制限時間は6時間。佐倉市といえば、小出監督の出身地。実業団の練習拠点もあった関係でジョギングロードが整備されている。
当日朝は風が冷たく、スタート直前まで上着が脱げません。でも招集時間になってしまい、泣く泣く脱ぎました。さむっ。
スタートはそこまでストレスはありませんでした。今はコースが一部変更になったようなので分かりませんが・・・。私は特に混雑や走りにくさは感じませんでした。途中風車などがあり、景色はいいです。知らない場所だし、その辺の楽しさはありました。
走り慣れたところは安心感があるし、走りやすいかもしれないけど、やっぱり初めて走るコースってワクワクします😊
珍しく鬼門の25km地点も力強い足取りで通過。もしかしたら、もしかしたら今度こそ行けるかも!!はやる気持ちもありましたが、設定タイムを刻んでいきました。
三浦国際市民マラソン〜2回目
青梅マラソンの2週間後には2度目の「三浦国際市民マラソン」ハーフマラソンです。この時期は週末はほとんど大会か遠くに走りに行く日々でした。体力も気力もすごいし、掃除とかやってたんだろうか?と疑問😓
前回「ホノルルマラソンツアー」も当たったし、私には縁起のいい大会です。アップダウンがきついけど、景色もキレイでコースも往復コースではないので、飽きっぽい私には助かる。
当日はあいにくの雨☔️大雨、そして強風。寒いなんてもんじゃない。諦めて会場から大根だけもらって帰ってくる人が多数いました。確かにこんな天気の中走ったら風邪ひきそう。でも私は棄権とか考えられず、せっかくエントリーしたし、早起きしてここまで来たし、ということでとりあえず走ってみることにしました。どうしても寒くて無理だったら途中でやめようと。
夫はホノルル同様ぶーぶー言ってましたが、私がぜったい走るとさっさとスタート地点に行ってしまうとついてきました。いつも思うんだけど、そんなに嫌ならやめればいいのに😩
雨はどんどん激しく降ってきてしかも風が冷たい。濡れた体に北風が吹き付け、体がどんどん冷えてきます。早く走りたい!そんなこんなでスタート。
スタートしてしまうと雨はそんなに気になりません。でも寒さは変わらず。相当動き続けないと体は温まらないかも。ちなみに私が走っているときに一番寒さを感じるのが「耳」と「手」冬の練習の時は必ず「耳あて」と「手袋」をしています。この時は雨だったので、耳あてはできなかったけど、レインコートのフードを耳までかぶり、手袋の上から家庭用のお掃除の時などに使うビニール手袋をはめていました。これは大正解でした!濡れてしまうとぐちょぐちょになってよけい寒さが増しますが、濡れずにしかも保温効果があり、途中はむしろ熱いくらいでした。
ここまでの大雨の中走ったことがなかったので、いろいろ勉強になりました。あと混み合っていると道路状況がよくわからず思いっきり水たまりに足を突っ込んでしまうこともあり。靴が水浸しだと重くなってきて、走りづらいです。雨の日のレースは足元も気をつけないといけないなと身をもって経験しました。
修行のような大雨&強風の中でのレースでしたが、途中からもうどうでもよくなってきて、濡れるのもそこまで気にならなくなりました。でも最後まで寒かったです。
記録:1時間54分
前回のタイムから11分ほど縮めることができました!しかもこの悪天候です。コースもかなりアップダウンが多い中でのこのタイム。春のフルマラソンレースが期待できそう😏
ちなみに家族が応援に来てくれましたが、寒すぎて動くことができなかったそう。近くのマックも大混雑で入れず、ただただちぢこまって待ってたとか。なんだか申し訳ない😱
青梅マラソン初参戦!30kmに挑戦〜後半
折り返しまで来てあとはまた今来た道を戻るだけです。コースとしてはあまり面白くないけど、応援がたくさんで、とても元気が出ます。この日の気温は14度。2月にしてはとても暖かく、それもまた走りやすかった理由の一つです。
私設エイドもあったり、太鼓で応援してくれたり、どんどん元気が出て来ました。はちみつ漬けレモン🍋をいただいた時はものすごくパワーが出ました!もうこの頃には「腹痛」とか「吐き気」とかすっかり忘れていて、ノリノリで走ってました。
ラップ
15km:1時間28分21秒
20km:29分6秒
25km:26分47秒
30km:25分16秒
記録:2時間49分
またぎりぎり目標達成です!前回30kmを走った湘南国際マラソンよりも15分以上縮めることができました。この頃の私は走れば記録更新できていたので、とにかく大会に出まくっていました。今考えるとよくやってたよなあ😓
今までは25km過ぎると足が止まってしまうことが多く、それが課題でしたが、こうやって余力を残しておけばどんどんタイムは上げていけるんだということがやっと分かりました。でも残りの12.195kmがきついんだよねえ〜。
帰りは行きとは違う一つ先の駅まで歩き、そこから電車に乗りました。この辺、昔山登りでよく来ていた場所でした。今更気づくって・・・。
青梅マラソン初参戦!30kmに挑戦〜前半
香港から帰国後次の日曜日、青梅マラソンに参戦しました。この大会は有名ですよね。何でだろう、マラソン走ったことない方も名前だけは聞いたことがあるのでは?
私の場合、親戚の方が毎年走っているというのを子供の時に聞いたことがあり、何となく頭に残っていました。しかし青梅って東京の西。遠いなあと少しびくびくしていたのですが、スタートが遅かったので、特に「超早起き」というわけでもなく。
ただ普段あまり混まない駅なのでしょう、行きは大混雑でホームに降りられず怖かったです。
毎年2月半ばに開催されるレース。10kmと30kmの部がある。オリンピックに出るような選手が招待されるのも魅力。1967年開始と歴史ある大会。
さて、香港旅行中は体調絶不調だった私ですが、ここでもまだ完璧!というわけではなく、移動中にまた腹痛。レース前で腹痛を起こしたことによる精神的なものか吐き気までしてきて「あー、今日はもうダメだ〜、30kmなんてぜったい無理!」と走る前から弱気。
今回の目標タイムは「2時間50分以内」それくらいで走れれば、次のフルマラソンは何とかサブフォーが狙えるのでは?と考えていました。
スタートはさすが伝統ある「青梅マラソン」道路標識に「青梅マラソンスタート位置」とあります。ブロックごとに分かれており、私は遥か彼方後方でした。香港マラソンの恐怖もあり、それは全く問題なし。しかし最初は大きな道路なのですが、参加人数が多くなかなか自分のペースで走ることはできませんでした。しかも走り出してすぐに細い道に入るので、更に大渋滞。止まってしまうほどでした。ここまで混んでいる大会は初めて。ここでイライラするのではなく、体調があまり良くないしよかった!と思えました。そして実際この走法が私にはピッタリだったようです。
最近は設定タイムを気にするあまり、なかなか自分のその時の体調に合ったペースが刻めていませんでした。特に最初に少しでも貯金を作っておこうと飛ばしてしまったり。この時は最初はゆっくり入ってどんどん上げていく「ビルドアップ走法」ができました。
青梅の町並みは古い映画看板があり、走っていてとても楽しかったです。すぐに木々がたくさんある道路沿いへ。ここはとても狭く、しかもしばらくするとトップランナーが折り返してきて、はみ出て走っていた人たちが本来のコースに戻されていました。
今、コース高低差を見ているとかなり前半登って後半下っています。後半どんどんタイムが上がったのはその影響もあるかと思いますが、私はあまり上りを感じませんでした。走力がついてきていたのだと思います。
海外マラソンPart 2〜香港マラソン(ハーフの部) その3
無事走りきった安堵感と海外に来た開放感で気分はMaxハイテンション。
屋台(ではないけど)のようなお店で「ワンタン麺」をいただきました。すごく安くて普通に美味しかったです。ものすごくニセ時計を勧めてくるインド系?の人たちがいるのですが、私のことはちらっと見てスルー。どうも現地人に思われているよう。一緒にいた子はめちゃくちゃ話しかけられてて追い払うのに大変そうでした。こういう利点もあるんだ〜。
お疲れ様会のディナーを元上司とそのランニング仲間と予定していて、夕方にはホテルに戻り、タクシーでフェリー乗り場へ。そこからフェリーに乗り、島へ。そちらの海岸近くのレストランでおいしい海鮮料理をいただきました!夕日を見ながらのロケーションで最高!ここでもテンション上がりまくりで、いろんなお仕事を海外でされている方のお話が聞けて楽しかったです☺️
お腹いっぱいになったところでまたフェリーに乗り、ホテルまで帰りました。途中香港夜景も見られたのでもう満足。さー、明日から観光するぞ!
そして夜中、ものすごい腹痛で目を覚ましました。そーっとトイレへ。もう下しまくりです。何か悪いものでも食べたんだろうか?と思いつつ、私以外誰もそんな感じではなさそうなので、寝れば治ると思いまたベッドに戻りました。しかし!痛くて何度もトイレに行く羽目に。昨夜に引き続き寝不足のまま朝になりました。
とてもじゃないが、朝ごはんも無理だわと思いましたが、吐き気は全くないので、お腹に良さそうな蒸しパン的なものを食べたところ、ソッコートイレ🚻
これは観光どころではない、他の人たちに迷惑かけちゃうと思い、今日は出かけずにホテルに残って休んでるよ、と伝えたところ「せっかく来たのにもったいないよ!」と強く誘われ、予定通り観光に出かけることに。気が付いたのは「食べなければトイレには行きたくならない」ということ。でもランチも現地の方に誘われていて、私だけ食べないわけにもいかず、完食できずに残念でした。
私は普段お腹を下すとだいたい吐き気もあり、高熱も出るというパターンなのですが、この時は確実に熱もなく、本当に腹痛のみ。そしてお腹を下したのはメンバーで私だけという・・・。なんか拾い食いでもしたかな??
観光中は2階建バスでの移動がきつかったです。山道なのにありえないスピードで飛ばし、2階にいたら木の枝とかが当たって怖くて下に降りましたが、今度はクーラーがきつくてお腹痛いし酔いそうで。
夜はまた元上司と元会社の人たちと食事。ここもおいしかったのですが、食べた途端にトイレを繰り返し、本当に作ってくれた人に申し訳なかったです。
そして翌日はもう帰国。マラソン走ると1日潰れるので、旅行だとすごく早く感じます。帰りの飛行機もただただトイレが心配。乱気流とかでずっと席立てなかったらどうしよう等等。
結論としては翌朝にはかなり体調も良くなり、ツアーで空港に行く前にランチがついてきましたが、それは全部残して食べないようにしたところ、お腹の調子も落ち着いたようでした。ものすごい食い意地張っているのですが、さすがにこの状況では我慢せざるを得ない😓
以降も何度か食中毒やノロウィルスにやられましたが、共通しているのが「なまもの」どうも生の食品に弱いようです。分解できないのかな?おすしだとお酢で殺菌されているけど、そうじゃない食品の方が多いので。やっと自分のタイプが分かったので、以降は特に旅行中は気をつけるようにしています。
海外マラソンPart 2〜香港マラソン(ハーフの部) その2
2kmくらいを過ぎると落ち着いて走れるようになりました。夜も明けてきて空がキレイです🌃 やっと周りの景色を楽しめるようになってきました。とはいえ、初めての香港で事前にコースを調べることもなく乗り込んだ私😓このエリアが古い町並みとかこの辺はビジネスエリアなんてのも全く知らず、今考えればせっかく走ったのにもったいなかったです。
記憶としては「とにかく暑い!疲れた!足が重い!」の3点セットのみ。楽しみにしていた海底トンネルですが、日が当たらないから暑くないのはいいんだけど、応援がスタッフの方のみでちょっと寂しかったし、実は若干閉所恐怖症なので、あれだけ長い距離ずっとトンネルというのは怖かったです。
香港島に渡ってからちょっと走ればもうゴールです。ゴール間際は応援がたくさんで、また当時流行っていた「崖の上のポニョ」の主題歌がずっとかかっていてちょっと元気が出ました。無事ゴール!!
記録:2時間3分**秒
知り合いもいないので、そのまま荷物を受け取って地下鉄でホテルへ帰る予定。でも私の発音が悪すぎるのか全く英語が通じず(当然広東語も北京語も話せず)荷物受け取りもうまくいかず困りました。ゼッケンを見せても分かってもらえず・・・。
香港ってイギリス統治だったんだから英語も公用語のはずだよね〜と思っていたのですが、一般の人にはあまり通じないんだ!とこの時は思いました。が、今年10年ぶりくらいに再訪したところ普通に通じました。あの時はなんだったんだろう??
10時半くらいにはホテルに戻ったと思います。シャワーを浴びてから、少し寝ようと思いましたが、マラソンには参加しない子が一人部屋に残っていて街に繰り出そう!ということになり、休憩せずにそのまま遊びに行ってしまいました。無事走りきって気分爽快でハイになっていたからかも。翌日には大変なことになるとも知らずに・・・。
海外マラソンPart 2〜香港マラソン(ハーフの部) その1
毎年旧正月(2月初旬〜中旬くらい、年によって違う)に香港でマラソン大会が開かれます。私が走るきっかけを作ってくれた以前勤めていた会社の先輩が誘ってくれて、参加することにしました。ちょうど祝日もあり、1日仕事を休めばいけたので、初香港!こんなチャンスはない!
香港マラソン
10km、ハーフ、フルと種目も多く、国内外からの参加者も多い。九龍島や香港島を海底トンネルを通って縦断するので、普通は走れないコース(フルマラソン・ハーフマラソンのみ)
「チャレンジ」と「通常のラン」のカテゴリーがある。チャレンジも年齢で区切られていて、種目によっては出走経験とタイム証明が必要。
(私が参加した当時はそこまで厳しい条件はなかったように思います。)
私はアジアを旅したことがなく、この時がアジア旅デビュー!どこの国に行っても(日本でも!)よく中国人に間違えられるので、故郷に帰ってきたようなほっとした感がありました。ヨーロッパとかのあの疎外感が苦手で、これ以降ほとんどアジア圏しか行かなくなりました。
前の会社の上司が香港に赴任中で、それも参加への後押しとなりました。やはり現地に知り合いがいると心強いし、楽しいですよね😁オススメのレストランとか🍜
しかし私はせっかくの香港グルメはほとんど満喫できませんでした😩お腹下しまして・・・。
レースは日曜日。出発は土曜日の夕方です。ん?夕方?到着は何時??夜10時着でハーフマラソンに参加の私は翌朝6時50分スタート😳ということはいくらスタート地点に近いホテルとはいえ、5時には起きて準備して6時前にはホテルを出ないといけません。いや〜、眠れるのかな〜っていうかホテルにチェックインはいったい何時になるんだ??
安いツアーを申し込んでいたので、直前までフライトも確定せず、しかも「香港って近いでしょー」と余裕こいていたので。まあ、アメリカとかヨーロッパに比べたら近いですが、それでもフライトは4時間半くらい。時差も1時間ですがあります。
そして日本に比べれば気温が高く、2月といえどかなりの気温と湿度。ホノルルを2回走っているし、今回はハーフだから大丈夫だろうという慢心が引き起こした明らかな準備不足でした。
無事ホテルにチェックインできたのが夜11時過ぎだったと記憶しています。上司がすでにゼッケン受け取りを済ませてフロントに預けていてくれて、一安心。部屋でゼッケンをつけたり、明日預ける着替え(スタートが九龍島でゴールが香港島なので)をセットして、先にシャワーを浴びさせてもらいすぐ寝ました。4時間も眠れなかったかな。でも最低限身体を休めることができた私は翌朝みんなを起こさないようにそっと起きて買っておいたバナナとパンを食べて出かけました。
先輩と上司はフルマラソン参加なのでハーフより1時間以上後のスタートでした。初めての香港でしかも昨夜遅く到着したので、街の雰囲気も全く分かっておらず、ちゃんとスタート地点までたどり着けるか不安でしたが、近かったし、それらしき人たちがうろうろしていたので、すぐ分かりました。
受付で荷物を預けたりしているうちにスタート時間が迫ってきました。焦って行くと、タイム順に分かれていて表示がよくわからずうろたえていると係りの人に「ハーフの人はこっち」(みたいな広東語)で連れて行かれ、なぜか最前列に😱明らかに私とは体型の違う人たちやプロのような黒人ランナーもいます。いや、ここじゃないでしょ〜と自分で列の後ろに後退していきましたが、それでも最前列ブロックにされてしまいました。これも失敗第2です。
今までスタートは後方からが通常だったので、どちらかというと渋滞に悩まされてきました。無理して抜かそうとしてジグザグ走行して余計疲れたり。でも早いランナーに囲まれてスタートすると、あまりの速さに危険を感じ、つい自分も走力以上のスピードで飛ばしてしまいます。最初の2kmくらいバラけるまでは、一番速かった中学生時代の持久走のようなスピードになってしまいました。もちろんそれでも周りからすると遅くてすごく邪魔だったと思います。本当に申し訳ない💦
そんなこんなで私の香港マラソンがスタートしました。