初めてのフル挑戦〜ホノルルマラソン その4
ハワイカイを抜け、高級住宅街を歩いている時に、虹が見えました。ハワイではよく出るらしいのですが、なんか「がんばれ!」って応援されているみたいでうれしい😃
この頃にはもう腕を振るしか前に進めず。しかししばらく歩いているとまた走れるような気がして走り出し、また止まって歩き。気温がどんどん上がってきて、体力も奪われます。
35kmくらいで見覚えのある人が前を歩いています。そう!1km過ぎで生き別れた夫でした。なんかうなだれてて、足をひきずってる。途端に元気が出て、後ろから驚かしました。ものすごくびっくりしてましたが、私がまだ走る元気があるなら先に行ってと言われました。本人曰く、ハム(太もも裏側)をひどく痛めてしまって、走るのは無理。えー?大丈夫?一緒に歩こうか?と自分ももう走りたくないから聞いたけど、それはかえって気をつかうからやめて、と。
私も骨折しているかもよ〜と言いながら、ちょっとしゃべって元気になった私は走り出しました。今までのレースで夫に勝ったことがなかったので、もしかしたら初フルは勝てるかも?という期待で元気になったのかも。
でもこれも数百メートルしかもたず・・・。また歩いたり、ストレッチしたり、走ったりを繰り返しながら、ゴールを目指します。
ゴールが近くなってくると、応援もすごいです。ありがたくて涙が出てきそう。
当然応える元気も体力もないけど。
ここだけは応援も多いし、走らなければ!と力を振り絞って最後走りました。ここだけは走っている人が多かったです。
5:32:1*
5時間半もよく動き続けられたらなあ、と我ながら感動。
そしてゴールの瞬間思ったことは「お父さん、お母さん、ありがとう」でした。
痛い痛いと思いながらもゴールできたのは強い体で産んでくれた両親のおかげです。10kmやハーフだとそこまで思わないけど、やはりフルマラソンの距離は長く、自分と向き合う時間も長いから精神的にも強くなりますね。